第45巻第1号目次 | Japanese/English |
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─ 第30回画像診断セミナー ─
CT 既存構造の分析
尾辻 秀章11メディカルプラザ薬師西の京画像診断部
CTで読影するべき肺の構造物は,気管支,肺動脈,肺静脈,葉間胸膜の4種類である.成書ではほとんどが図の羅列であり,どのような手順で,どの部位から,各解剖学的命名が出来たのかを記載していないことが多い.これでは,初心者が各構造物を一人で命名することは出来ない.今回は,マルチディテクター(マルチスライス)CTによる3D動画像を用いた解析手順について,パソコンによるムービーを提示し,キースライスについても概説した.
索引用語:CT, 気管支, 肺動脈, 肺静脈, 名人芸
肺癌 45 (1):51─54,2005