第48巻第1号目次 | Japanese/English |
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─ 支部会推薦症例 ─
4ヶ月の間に陰影の濃度が淡くなった限局性細気管支肺胞上皮癌(野口B型)の1例
小林 健1, 片桐 亜矢子1, 宇野 幸子1, 清水 博志1, 常塚 宣男2, 清水 陽介2, 田中 伸佳2, 車谷 宏3, 片柳 和義3, 湊 宏4石川県立中央病院 1放射線科, 2呼吸器外科, 3病理科, 4金沢医科大学病理部(病理アドバイザー)
限局性細気管支肺胞上皮癌はすりガラス影の結節としてCTで認められ,緩徐な増大傾向や濃度上昇を呈することが知られている.今回我々はHRCTにて4ヶ月の間に陰影が淡くなった限局性細気管支肺胞上皮癌の1例を経験したので報告する.
索引用語:限局性細気管支肺胞上皮癌, 野口B型, HRCT
肺癌 48 (1):68─69,2008