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第50巻第4号目次 | Japanese/English |
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─ 支部会推薦症例 ─
良性転移性平滑筋腫と子宮平滑筋肉腫の肺転移の鑑別が困難であった1症例
福井 麻里子1, 小池 輝明1, 大和 靖1, 吉谷 克雄1, 本間 慶一2, 廣島 健三3新潟県立がんセンター新潟病院 1呼吸器外科, 2病理部, 3東京女子医科大学附属八千代医療センター病理診断科（病理アドバイザー）
子宮筋腫の術前CTで多発性肺結節を指摘された50歳女性に対し広汎子宮全摘術および肺生検を施行した．病理学的に肺の結節は子宮腫瘍の転移と考えたが，悪性度の判定が困難であり，良性転移性平滑筋腫と平滑筋肉腫の肺転移との鑑別が困難であった．両者の鑑別において示唆に富む症例であるため報告する．
索引用語：良性転移性平滑筋腫, 子宮筋肉腫
肺癌 50 (4)：377─378，2010
