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第51巻第2号目次 | Japanese/English |
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─ 第24回日本肺癌学会肺癌ワークショップ ─
非小細胞肺癌に対するクリニカルパスと外来化学療法
小牟田 清1, 仲谷 健史1, 岡藤 浩平1, 白山 尚之1, 南 誠剛1, 緒方 嘉隆1, 小林 知加子1, 山本 傑11大阪警察病院呼吸器科
1999年から2008年までに外来化学療法を施行した非小細胞肺癌387症例の患者背景，奏効率，平均生存期間中央値，1年生存率を検討した．年齢は平均62歳（32～83），性別は男性253症例，女性134症例．治療効果はComplete response＋Partial response：145例で奏効率は37.5％，病勢制御率は88.1％であった．外来化学療法を施行した全肺癌の1年生存率は62.2％，平均生存期間中央値は17.8ヶ月．クリニカルパスを用いた症例のレジメンはCarboplatin＋Weekly Paclitaxel，Gemcitabine＋Vinorelbine，Docetaxelが主であった．クリニカルパスを用いた肺癌化学療法施行は，入院期間の短縮，治療の標準化，外来化学療法導入に有用であった．
索引用語：クリニカルパス, 外来化学療法, 非小細胞肺癌
肺癌 51 (2)：119─121，2011
