タイトル
第51巻第2号目次 Japanese/English

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Article in Japanese

─ 第24回日本肺癌学会肺癌ワークショップ ─

肺癌の外来化学療法の方向性

中西 洋一1, 渡邊 裕之2
1九州大学大学院医学研究院臨床医学部門内科学講座呼吸器内科学分野, 2九州大学病院薬剤部

肺癌の外来化学療法は,我が国においても日常診療として定着してきた.肺癌そのものの増加,治療法と薬剤の改良に基づく予後の改善,保険点数の増加に伴い,治療機会が増加した.このような現状において,体制の整備,コメディカルとの連携,安全かつ有効な治療法の開発,エビデンス構築のための臨床試験の推進が重要な課題である.安全・安心・快適・有効な外来化学療法の実施体制の提供が最終目標である.
索引用語:肺癌, 外来, 医療保険, エビデンス

肺癌 51 (2):122─126,2011

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