| セッション名 | COPD 生理 |
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【目的】COPD症例におけるGodard scoreと臨床指標・各種検査との相関を検討する．【方法】平成26年7月〜平成27年6月の期間に外来を受診した過去3ヶ月間に増悪歴のないCOPD症例のうち，胸部CT，スパイロメトリー，forced oscillation technique(FOT)，6分間歩行試験(6MWT)による評価が可能であった症例を対象に，Godard scoreと臨床指標，6分間歩行試験，呼吸機能検査，FOTの相関を検討した．Godard score算出にはSYNAPS VINCENTを用いた．【成績】対象は68症例，男性/女性：52/16症例，年齢中央値75歳(54〜92歳)，病期（GOLD）1/2/3/4＝12/26/25/5症例，mMRC 0/1/2/3/4＝13/36/13/6/0症例．CAT 影響レベル 低い/中程度/高い/非常に高い=17/22/23/6．Godard score正常/軽微/中等症/重症=10/26/30/2．Godard scoreは多くの項目と有意に相関していたが，特にCAT-4（息切れ）やmin.SpO2・ΔSpO2，FEV1%・%FEV1・%MMF，DLCO/VA・%DLCO/VAと中等度以上の相関（r＞0.4）を認めた．【結論】Godard scoreは肺拡散能や気流制限，労作時のdesaturationや息切れに相関する．
