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日本臨床微生物学会雑誌 |
書誌情報
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[第19巻第2号目次へ]
Japanese / English |
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| 論文名 | CT画像でみる市中肺炎 |
| 論文言語 | J |
| 著者名 | 大久保 仁嗣, 冨樫 佑基, 河野 雄太, 瀬戸口 靖弘 |
| 所属 | 東京医科大学内科学第一講座 |
| 発行 | 臨床微生物：19（2），76─83，2009 |
| 受付 | 平成21年4月30日 |
| 受理 | |
| 要旨 | 本邦ではCTが普及しており日常診療で市中肺炎の診断にCTを用いることが可能である。二次小葉の構造や区域性・非区域性分布を把握することは肺炎のCT画像の理解に必須であり，細菌性肺炎の病態をより深く理解するのに役立つ。マイコプラズマ肺炎とクラミドフィラ肺炎では小葉中心性・細葉性の陰影，比較的中枢側の血管気管支束肥厚像の存在が特徴であり，レジオネラ肺炎では非区域性に分布するすりガラス陰影に混在して，気管支血管束周囲に分布する境界明瞭なコンソリデーションが認められることが特徴である。非定形肺炎では特徴的な画像所見に臨床所見を踏まえれば診断につながる可能性が高い。 |
| Keywords |
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