概要
子宮頸癌は,病巣の位置から子宮腟部の外側から腟方向に存在する外頸部型ectocervical typeと,頸管内に存在する内頸部型endocervical typeに分けられるが,内頸部型は外頸部型よりも頸部の深層や周囲組織に浸潤しやすく,組織診もわかりにくい1).我々は浸潤癌の所見に乏しく,術後の摘出病理組織検査で浸潤組織を確認した内頸部型扁平上皮癌を経験したので報告する.
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