免疫チェックポイント阻害剤の特徴として,薬剤の投与を終了しても癌の進行が長期に抑制される「tail plateau」を示すことが知られている.患者は78歳,不正性器出血を主訴に受診し,子宮頸部扁平上皮癌IIIC1期と診断された.初回治療として同時化学放射線療法を行った後に再発を認めたため,ペムブロリズマブ併用化学療法を5サイクル実施した.3サイクル後には著効を示し,その後の維持療法を実施していないにも関わらず23か月間の完全奏効を維持している.
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