Spontaneous hemoperitoneum in pregnancy(以下SHiP)は妊娠中から産褥期における外傷,子宮破裂,卵巣出血,異所性妊娠を除く特発性の急性腹腔内出血である.症例は41歳,1妊0産,生殖補助医療(assisted reproductive technology;ART)で妊娠成立した.妊娠26週6日にSHiPを発症し,緊急止血術により妊娠を継続し,妊娠38週0日に生児を得ることができた.本症例より,妊娠中の腹腔内出血はSHiPを鑑別に挙げ治療指針を計画することが重要であること,母児の状態を総合的に評価し,安全に止血が得られれば妊娠継続も可能であると示された.
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