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論文名 |
BrocaとJacksonの失語論とその背景―Paul Brocaの失語剖検例報告後150年,John Hughlings Jackson没後100年― |
論文言語 |
J |
著者名 |
濱中 淑彦 |
所属 |
資生会八事病院 |
発行 |
神経心理学:27(4),276─286,2011 |
受付 |
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受理 |
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要旨 |
今年(2011)がP. Brocaによる最初の失語剖検例記載(1861)から150年,J.H. Jacksonの没後100年にあたる機会に,Brocaの構音言語局在論の歴史的背景(Gall, Bouillaud),彼の周辺における言語障害症状学と半球側性論の展開(Lordat, M. & G. Dax, Paris人類学会,Auburtin, Trousseau),英国におけるBroca学説の受容とJacksonの知性的言語障害論の展開,Norwich学会(1868)におけるJacksonとBrocaの失語論の対比,両者における後のWernicke失語像記述,古典的局在・連合論の萌芽(Bastian 1869)などについて原資料,近年の研究を吟味・検討した. |
Keywords |
ブローカ, ジャクソン, アフェミー, ヴェルニッケ失語, 19世紀脳局在論黎明期 |
別刷請求先 |
〒468-0073 名古屋市天白区塩釜口1-403 資生会八事病院 濱中淑彦 |
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