|

Full Text of this Article
in Japanese PDF (1009K)
|
論文名 |
パフォーマンスの変化から大脳性視覚障害を評価する |
論文言語 |
J |
著者名 |
小山 慎一 |
所属 |
千葉大学大学院工学研究科 |
発行 |
神経心理学:30(3),204─216,2014 |
受付 |
|
受理 |
|
要旨 |
筆者らは患者のパフォーマンス変動の中から一定のパターンを読み取ることによって症状を詳しく分析することを試みている.具体的な方法としては明るさ,色,大きさなどの刺激の物理的性質を少しずつ変化させ,それにともない患者の反応がどのように変化するかを評価している.ここでいう反応とは「できる・できない」ではなく,患者に何がどの程度見えているのかを反応の頻度・強度・持続時間等の定量的な指標を用いて評価したものである.これらの反応指標と刺激の物理的性質の相関関係を分析することによって症状の詳細な分析を行う.本論文では反応の頻度・強度・持続時間を指標として用いたいくつかの大脳性視覚障害の症例研究を紹介した. |
Keywords |
パフォーマンスの変化, 定量的評価, 大脳性視覚障害 |
別刷請求先 |
〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町1-33 千葉大学大学院工学研究科 小山慎一
skoyama@faculty.chiba-u.jp |
|