論文名 |
遠隔で神経心理学的検査を行う際の実施方法と留意点 |
論文言語 |
J |
著者名 |
江口 洋子1)2) |
所属 |
1)慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室 訪問研究員
2)株式会社ベネッセスタイルケア ベネッセ シニア・介護研究所 研究員 |
発行 |
神経心理学:38(4),231─237,2022 |
受付 |
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受理 |
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要旨 |
神経心理学的検査は患者と検査者が対面して行う検査であり,紙と鉛筆を用いたり質問や会話をしたりして,回答や患者の行為の観察などから症状を評価することが特徴的である.しかしながら,COVID-19パンデミックが契機となり,遠隔神経心理検査の実用性が高まることに対する期待がある.本稿では,「遠隔での神経心理検査チェックリスト」を中心に,筆者らがこれまでの研究から得たビデオ会議システム等を用いて神経心理学的検査を行う際の環境設定を含む実施方法と留意点について述べた. |
Keywords |
遠隔神経心理学的検査, テレビ会議システム, 遠隔での神経心理検査チェックリスト, 実施方法 |
別刷請求先 |
〒160-8582 東京都新宿区信濃町35 慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室 江口洋子
yeguchi@keio.jp |