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論文名 |
前頭葉内側面の行為・動作機構と生活動作におけるその意義 |
論文言語 |
J |
著者名 |
早川 裕子 |
所属 |
横浜市立脳卒中・神経脊椎センターリハビリテーション部 |
発行 |
神経心理学:39(2),105─112,2023 |
受付 |
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受理 |
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要旨 |
前頭葉内側面損傷による行為障害は,不適切なときに行為をしてしまうことがないように抑制することが困難になる障害である.この行為障害は原始反射の抑制障害である把握反射の出現から,他者から見れば不合理と思われるものを集めてしまう収集行動まで,様々なレベルで現れる.本稿では前頭葉内側面損傷による行為障害について,(1)行動障害の単純・複雑さ,(2)保存された機能の活かしやすさ,(3)障害の気づき,という3つの視点での症候整理を試みた.これら3つの視点から,前頭葉内側面損傷による行為障害に対するリハビリテーションの糸口を考察した. |
Keywords |
行為障害, 前頭葉内側面, リハビリテーション |
別刷請求先 |
〒235-0012 神奈川県横浜市磯子区滝頭1-2-1 横浜市立脳卒中・神経脊椎センター 早川裕子
yu01-hayakawa@city.yokohama.jp |
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