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論文名 |
パソコンを利用した検査法 |
論文言語 |
J |
著者名 |
小林 祥泰 |
所属 |
島根医科大学第3内科 |
発行 |
神経心理学:18(3),188─193,2002 |
受付 |
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受理 |
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要旨 |
筆者らはタッチパネル付きパソコンで半側無視の定量化を行う半側無視検査ソフトを開発した.線分二等分試験を線分の長さを変えたり,端に点滅刺激を出して注意を喚起したりして検査を実施するものである.標的抹消試験や視覚失調検査も含まれている.半側無視のリハビリテーションにも,またそのフィードバックにも使用出来る.また,筆者らは前頭前野機能検査の標準化を目指して,Wisconsin card sorting test(WCST)の慶應短縮版をパソコン化したWCST-慶應-F-S versionを開発した.本検査は潜在性白質障害例のごく軽度な前頭前野機能障害を鋭敏に検出し血管性痴呆の早期発見に有用であると思われる. |
Keywords |
半側無視, 前頭前野機能, ウイスコンシンカードソーティングテスト, パソコン, 潜在性白質障害 |
別刷請求先 |
〒693-8501 島根県出雲市塩治町89-1 島根医科大学第3内科 小林 祥泰 |
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