[第23巻第2号目次へ] Japanese/English

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論文名	脳波と脳磁図を用いた顔認知機構の解明
論文言語	J
著者名	柿木　隆介1）2）3）, 渡辺　昌子1）2）, 三木　研作1）3）, 本田　結城子1）2）, 宝珠山　稔1）4）, 中村　みほ5）, 大塚　由美子6）, 仲渡　江美6）, 山口　真美6）
所属	1）自然科学研究機構生理学研究所統合生理研究系 2）総合研究大学院大学生理科学専攻 3）科学技術振興機構RISTEX 4）名古屋大学医学部保健学科 5）愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所 6）中央大学文学部心理学科
発行	神経心理学：23（2），113─123，2007
受付
受理
要旨	他者の「顔」を認知するという行為は，人間が生存していく上で極めて重要な要素の1つであり，一般的な物体認知とは独立した脳機能である．脳波，脳磁図等の最新鋭の機器を用いて，静止している顔の認知，目の動きの認知や表情を認知する過程，倒立顔に対する特殊な認知過程，意識閾値下（subliminal）の顔刺激に対する脳反応を解析した結果を紹介する．また，近赤外線スペクロスコピー（NIRS）を用いた赤ちゃんにおける顔認知の結果についても簡単に紹介する．
Keywords	顔, 脳波, 脳磁図, 近赤外線スペクロスコピー（NIRS）
別刷請求先	〒444-8585　愛知県岡崎市明大寺町字西郷中38　自然科学研究機構生理学研究所統合生理研究系　柿木隆介 kakigi@nips.ac.jp