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       Full Text of this Article 
      in Japanese PDF (417K)
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      | 論文名 | 
      
         自己認知と社会的認知の脳メカニズム:「自分の顔」認知のイメージング研究から       | 
    
   
      | 論文言語 | 
      
         J       | 
    
   
      | 著者名 | 
      
         杉浦 元亮       | 
    
   
      | 所属 | 
      
         生理学研究所 大脳皮質機能研究系       | 
    
   
      | 発行 | 
      
         神経心理学:23(4),250─259,2007       | 
    
   
      | 受付 | 
      
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      | 受理 | 
      
                | 
 
      | 要旨 | 
      
         近年の脳機能イメージング研究から,自分の顔認知に特徴的な脳活動パターンが明らかになってきた.他者認知に関わることが知られている上側頭溝後部から側頭頭頂接合部の領域の活動が,自分の顔認知時には見られないことから,他者認知と自己認知が,社会的インタラクションへの準備の有無によって差別化されていることが示唆される.また自分の顔認知時に特異的に活動する領域が,右大脳半球の頭頂領域と前頭領域を中心に複数存在し,これらは感覚運動統合や高次の社会的認知等,複数の異なったプロセスに関与すると考えられる.この自己認知メカニズムの多面性は,社会的認知メカニズムの多面性に対応すると考えられる.       | 
    
   
      | Keywords | 
      
         自己, 社会的認知, 顏, イメージング, fMRI       | 
 
      | 別刷請求先 | 
      
         〒444-8585 愛知県岡崎市明大寺町西郷中38 生理学研究所 心理生理学研究部門 杉浦元亮
sugiura@nips.ac.jp       | 
 
 
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