|
Full Text of this Article
in Japanese PDF (436K)
|
論文名 |
グローバルな神経協調による情報統合と機能障害 |
論文言語 |
J |
著者名 |
水原 啓暁 |
所属 |
京都大学大学院情報学研究科 |
発行 |
神経心理学:27(2),90─96,2011 |
受付 |
|
受理 |
|
要旨 |
時事刻々と変化する環境に柔軟に対応することができる神経基盤として同期的な神経活動が注目されている.ヒトの脳機能計測において,脳波の位相同期として同期的な神経活動を観察することができる.本稿では,同期的な神経活動の機能的重要性について紹介するとともに,その機能障害との関係について解説した.また,脳波と機能的磁気共鳴画像法(fMRI)の同時計測を用いて頭皮脳波の位相同期に関連する皮質ネットワークを同定する研究を紹介した. |
Keywords |
位相同期, 結合問題, 脳機能イメージング |
別刷請求先 |
〒606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学大学院情報学研究科 水原啓暁
hmizu@i.kyoto-u.ac.jp |
|