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論文名 |
失行症のリハビリテーション―エラー特性に応じた介入― |
論文言語 |
J |
著者名 |
種村 留美 |
所属 |
神戸大学大学院保健学研究科 |
発行 |
神経心理学:28(3),182─188,2012 |
受付 |
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受理 |
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要旨 |
失行症は,道具使用の障害により日常生活にも問題を呈することがある.本稿では,失行症におけるエラーの歴史的分類を概観した上で,自動性と意図性の乖離,介入における指示条件の差,再帰性動作と外向性動作,道具の意味知識などの失行症の現象を説明し,その上で筆者が作成した失行エラー特性の中でも特に道具使用に関する5つのエラーである,身体フォーム,対象操作,身体フォームと対象操作の複合,系列動作の順序づけ,対象の変化に対する調整のエラー特性について述べ,その特徴によって行うべき介入のポイントを述べた. |
Keywords |
失行症, エラー特性, 介入 |
別刷請求先 |
〒654-0142 兵庫県神戸市須磨区友が丘7-10-2 神戸大学大学院保健学研究科 種村留美 |
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