論文名 |
大脳内側面・底面(眼窩面)の構造とネットワークの概観 |
論文言語 |
J |
著者名 |
前島 伸一郎1), 大沢 愛子2) |
所属 |
1)藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学II講座
2)国立長寿医療研究センターリハビリテーション科認知行動科学研究室 |
発行 |
神経心理学:33(4),222─228,2017 |
受付 |
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受理 |
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要旨 |
大脳内側面や底部(眼窩部)の障害を理解するために,その構造・機能とネットワークについて,臨床医の立場から概説した.その中でも,特に臨床的に重要と思われる,上前頭回や帯状回,楔前部,眼窩面などに関して解説を加えた.これらの部位は,その領域内で局在的に重要な役割を担っていること多いが,線維連絡による他の部位とのネットワークの形成によって,より多くの行動や情動,認知機能とも関連している.これらの解剖的関連を知っておくことは,臨床においても研究においても極めて重要なことである. |
Keywords |
眼窩前頭皮質, 帯状回, 前頭葉内側面, 脳の構造と経路 |
別刷請求先 |
〒514-1295 三重県津市大鳥町424-1 藤田保健衛生大学七栗記念病院 前島伸一郎 |