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論文名 |
脳血管障害の急性期治療 |
論文言語 |
J |
著者名 |
森田 幸太郎 |
所属 |
社会医療法人桑名恵風会桑名病院脳神経外科 |
発行 |
神経心理学:36(1),25─34,2020 |
受付 |
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受理 |
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要旨 |
高次機能障害の主な原因となる脳血管障害は,我が国の急速な高齢化にともない増加していて要介護になる疾患の筆頭となっている.急性期治療の現状を知ることは,その後のリハビリテーションアプローチや,症状経過を予測する上で有用である.今世紀に入ってから様々な医療器具の進歩に伴い治療モダリティが変化し,これに伴いアウトカムの改善が体現されるなど,近年は脳血管障害の急性期治療に大きなパラダイムシフトが起きている.また疾病からの回復には多職種のチーム医療が不可欠となっており脳血管障害においても例外ではない.本稿では脳血管障害の急性期治療現状や,チームで取り組む栄養療法などを中心に我々の取り組みとともに紹介する. |
Keywords |
脳血管障害, 脳神経血管内治療, 神経内視鏡, 栄養療法, 栄養サポートチーム |
別刷請求先 |
〒950-0032 新潟市東区河渡甲140 社会医療法人桑名恵風会桑名病院脳神経外科 森田幸太郎
kotarobrain@hotmail.com |
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