[第18巻第3号目次へ] Japanese/English

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論文名	自動脳抽出・体積測定並びに三次元再構成による痴呆性疾患の診断
論文言語	J
著者名	北垣　一
所属	島根医科大学放射線科
発行	神経心理学：18（3），194─199，2002
受付
受理
要旨	二次元の断層画像であるCT，MRIは診断効率の極めて大きな進歩をもたらしたが，臓器の外観を得ることはできない．脳においては解剖と機能の関係の観点から正確に脳回を同定することが重要である．三次元画像では脳回と脳溝の同定が極めて簡単で正確である．著者らは薄い断層厚のMRIから脳を自動的に抽出するソフトウェアを開発した．このソフトウェアは脳の体積と同時に三次元画像を作成する．痴呆患者と健常者を比較したところ定性的視覚評価でも定量的体積評価でも良い結果であった．
Keywords	MRI, 三次元画像, 脳体積測定, 痴呆疾患
別刷請求先	〒693-8501　島根県出雲市塩冶町89-1　島根医科大学放射線医学講座　北垣　一