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論文名 |
乳児の脳機能計測 |
論文言語 |
J |
著者名 |
多賀 厳太郎 |
所属 |
東京大学大学院教育学研究科 |
発行 |
神経心理学:20(2),92─98,2004 |
受付 |
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受理 |
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要旨 |
すでに出来上がった成人の脳,あるいは一部の機能が欠落して障害を受けた脳の研究だけでなく,発達中の乳児の脳の研究によって,脳の機構の重要な側面について深い洞察が得られるのではないかと期待されている.ここでは,最近我々が成功した,近赤外光トポグラフィーを用いた乳児期初期の脳機能計測を中心に述べる.その結果はまだ準備的なものではあるが,大脳皮質の機能領野が発達段階でいつどのように分化するのかという基本的な問題の解明へ向けての第一歩だと考えている. |
Keywords |
近赤外光トポグラフィー, 脳機能計測, ヘモダイナミクス, 乳児発達 |
別刷請求先 |
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学大学院教育学研究科 多賀厳太郎 |
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