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論文名 |
認知リハビリテーション最前線 |
論文言語 |
J |
著者名 |
長野 友里 |
所属 |
名古屋市総合リハビリテーションセンター臨床心理科 |
発行 |
神経心理学:23(2),97─105,2007 |
受付 |
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受理 |
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要旨 |
高次脳機能障害者のリハビリテーションとしては,従来認知機能の改善や代償手段の獲得に焦点をあてたリハが主流であった.しかし,より安定した社会復帰のためには,障害者本人が自分の障害を正しく認識し,対処しようとすることが非常に重要である.このことから,我々は認知リハの概念に障害の認識を改善するリハを組み込み実践してきた.その考え方(認知的アプローチ,心理的アプローチ,環境への教育的アプローチ)と訓練の方法,また訓練の形態(訓練室でのリハ,宿題として行うリハ,集団訓練,インタラクティブリハビリテーション)について紹介する.今後,これらの有効性をより実証できる研究が望まれる. |
Keywords |
認知リハビリテーション, 高次脳機能障害, 自己認識, 心理的アプローチ, 訓練の実際 |
別刷請求先 |
〒467-8622 名古屋市瑞穂区弥富町字密柑山1-2 名古屋市立総合リハビリテーションセンター臨床心理科 長野友里 |
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