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論文名 アルツハイマー病の画像診断
論文言語 J
著者名 松田 博史
所属 埼玉医科大学国際医療センター核医学科
発行 神経心理学:24(3),235─241,2008
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要旨 アルツハイマー病の補助診断法としての画像診断は,早期診断,鑑別診断,予後予測,および治療効果の判定においてその有用性が高まっている.構造的画像診断法としてのMRIおよび機能的診断法としてのPET,SPECTが主に用いられている.これらの画像評価においては,画像統計解析手法が広く用いられるようになった.内側側頭部構造のわずかな萎縮や帯状回後部~楔前部の代謝・血流のごく軽度の低下を検出することにより早期診断能力が飛躍的に向上し,縦断的観察も客観的かつ容易になっている.この手法は,新しい画像診断法であるPETによるアミロイドイメージングにも応用されている.
Keywords SPECT, PET, MRI, アルツハイマー病
別刷請求先 〒350-1298 埼玉県日高市山根1397-1 埼玉医科大学国際医療センター核医学科 松田博史 matsudah@saitama-med.ac.jp


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